自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

目くそ鼻くそを笑う

同じ穴のムジナ

バラエティ番組の内容が

やらせだったのではと

制作したテレビ局は他のテレビ局から

叩かれているようですが、

お互い同じ穴のムジナですね(笑)

およそテレビの番組で、

全く「やらせ」が無いものなんて

ほぼ無いでしょう。

ニュースでも報道の仕方一つで、

善人にも悪人にも出来ますから。

何事もテレビを鵜呑みにして、

それを自分の考えにしてしまうのは、

自分というものを捨て、

他人の人生を生きるのと同じです。

まずは、テレビ局はスポンサーで

成り立っていることを思い、

儲からなければ、

その番組は存在しないのだから

「儲かるように作る」のがテレビ番組だと

認識して楽しめばいいことです。

問題の番組を見た人が、

楽しかったと思えばいいし、

つまらなかったと思えば、

それも良いわけです。

昔、川口浩探検隊という

100%やらせだろうという

テレビ番組がありましたが、

かなりの人気で、

視聴者も「やらせ」と気づきながら

いつも見て楽しんでいる構図がありました。

やらせだから見ないという人は

あまりいなかった記憶があります。

テレビなんてそんなものですから

何を今、正義感ぶって何時間も

喋っているのか不思議でなりません(笑)

人による

列車の遅れは同じでも

僕が使う電車は人身事故などで

遅れる場合もあります。

不可抗力なので、

鉄道会社の責任とは全く思いません。

ただ、遅れる事実は同じでも、

駅員の言動で気持ちは違ってきます。

逐一、次に来る列車の位置を放送し

乗客の気持ちを和らげる駅員もいれば、

何も放送をせず、乗客が聞きに行っても

まともな答えが返って来ない駅員もいます。

たまたま駅での話を書きましたが、

これは人生のどんな場面でも

当てはまることです。

できれば、経過を案内できる人に

なりたいものですね。

最前線を知らないと

マッカーサーの言葉

日本占領の最高司令官だった

マッカーサー元帥が戦争中に言った言葉。

「死んだ日本人だけが良い日本人である」

最前線ではなく司令部という

安全な場所で言った言葉です。

最前線の指揮官はそんな

悠長なことは言ってられません。

目の前で日本兵が迫ってくるし

自軍の被害も出ている中、

何をどうしたらいいか瞬時に考え

行動しなければならないのですから。

企業もこれと同じような

構造になっている場合が多くあります。

現場の困ったことをトップは

知らんぷり...(汗)

会社トップが最前線で

戦う必要はありませんが、

常に最前線を把握して、

会社を経営することが、

真の顧客満足を提供でき、

結果、会社繁栄となるのですから。

盛る

人生においては不要

「盛る」というのは、

実際の自分よりもよく見せたり

する時に使う言葉として定着しています。

もちろん人畜無害ならどれだけ盛っても

かまいません。

ただ、人生を盛ってしまうと

その人の人生は虚構にまみれた

苦しい人生になります。

「盛る」

改めて自分の過去を思い出しました(笑)

忙しい時だけ文句を言う

労働者の意識

「今日は忙しくて

こんなに働いたのに

時給がいつもと一緒なのはおかしい」

と時給倍増論を言う人がいます。

しかし、暇な日があっても

「今日は暇で

いつもの半分しか働かなかったから

時給がいつもと一緒なのはおかしい」

そう言って時給を半分にしろとは

言いません。

パチンコで言えば、

勝った時の記憶だけがある

ギャンブル好きと同じです。

自分の都合の良いことだけに

スポットを当てると

人生は道を外れていきます。

忙しい時は、

暇な時を思い出してみるのも

良いでしょう。

ん?

いつも忙しかったらどうするか?

そんな会社であれば、

給料を上げてもらうか

上げてもらえないならば、

あきらめて今の仕事を続けるか、

自分の実力で転職して

良い待遇をもらうかのどちらかでしょう。

いずれにしても

経営者と労働者の考えは真反対なのは

間違いありませんから。

公共心はいつ育つ?

電車も待合室も...

日本において

今や「音」に対するモラルは

崩壊しています。

公共の場でイヤホンから

漏れる大音量はじめ

イヤホンなしのスピーカーを

悪気もなく鳴らしている輩の

なんと多いことか。

僕は毎日電車通勤ですが、

「音」を聞かない日はありません。

小学校で英語を教える前に

まずは「公共心」を教え込むのが

先でしょう。

いや、その前に親自体が、

公共心あるか否かの問題か(汗)

間接的に伝える弊害

言いにくいかも知れないが...

仕事をする上で、ここはこうして欲しいとか

こうやればもっと上手くいくのにと思い、

人を介して改善を伝える場合がありますが、

正直、これはいらぬ誤解を招いて

うまくいかない場合も出てきます。

問題を解決したいなら

あくまでも当事者が直接話すのが、

一番良いことだと思います。

相手に直接いいにくいから

上司を介して間接的に伝えることも

ときには必要でしょう。

しかし、

基本、相手に敬意を表しながら

何でも言い合える

人間関係が存在する会社は

きっとうまくいく会社なのです。