自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

自己破産への道(18)第二回債権者集会

ぶらぶら

一回目の債権者集会が終って二回目の日までは、

ただ、何もしない日々が続いていました。

働かないといけないのかと思いつつ、

近くをぶらり旅したり、テレビを見たり...

そんな僕たちの生活は、正直楽しかったです。

収入源はありませんが、破産者に対して認められた範囲の

お金はまだありましたし、

毎月10日や25日が来ても支払いはないし

家もまだ競売前で住めるし、家賃は不要だし。

こんな神様が与えてくれた休息時間を満喫していました。

二回目の債権者集会

今回も一回目と同じ法廷での集会でしたが、

集まったのは3人。

社員だった2人と見るからに恐そうな知らない男性が一人。

元社員の退職金のことで破産管財人が調査中との報告をして

この集会は短時間で終了しました。

そして、また第三回目が3ヶ月後に開かれることになり散開。