自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

自己破産への道(21)破産が認められてから

会社や個人への請求書

破産が決まると、破産管財人の元へ届いていた全ての郵便物は

また元通り、会社や個人へ直接送られてくるようになります。

請求書やお金貸しますなど(笑)

そんな中、いくつかは法的手続きを取る旨の最後通告的な督促状などもあり

その都度、申立てを行なった弁護士に連絡をして、その書状を画像で送ったりして

相手には弁護士から直接電話してもらい全てが問題無く運んだのです。

こんなやり取りは破産確定後、半年以上も続いたのですが、

いつも親切に対応してくれ、この弁護士事務所を選んで

本当に良かったと思ったものでした。

家の競売

僕が住んでいたのは自宅兼会社だったので、ここは競売になりました。

会社破産が確定するひと月ほど前、裁判所から連絡がり

競売の調査に行くので、立ち会いをお願いしますとの連絡があり、

裁判所の人と、家屋調査士が来て、家の評価をしていきました。

その時、裁判所の人に聞くと、4ヶ月後くらいに競売になるそうで、

これで、本格的に引っ越し準備を始める気になり

毎月の給料から引っ越し資金を貯め始めました。