自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

自分のことは自分で

人任せは倒産への近道

僕が会社経営で失敗したことは多くありますが、

その中でも最高に失敗したことは専門家に任せたことです。

例えば、サイト運営。

僕はITとかは全く興味がなく、それでもしっかり運営したいとの思いから

月々多くのお金を支払って、サイト製作、運営、コンサルなどを依頼していました。

しかし、最初は月々数万円だったものが、サイトの成長と

競合他社が増えたことによるSEO対策などの強化費で

支払いはどんどん膨らんでしまったのです。

しかし、人に任せるのが当たり前になっていた僕は

自分で運営する気力はありませんでした。

結局ずるずると依頼することになり、

なおかつ結果が出なくなり(僕の問題ですが)

最終的には支払いが滞り、サイト運営は無理と思ったのも

倒産の原因大きな割合を占めていたかもしれません。

他にも他人任せにしてうまくいかなくなった例はありますが、

大きな会社なら「アウトソーシング」でもいいでしょうが、

小さな会社はやはり「自分の能力で楽しく運営出来る範囲」で

仕事をするのがいいと感じています。

もちろん人を使う才覚に長けている人は、問題ないでしょうが。