大事故の前兆
小さなことは大きなこと
30年ほど前日航ジャンボ機が墜落した原因は
与圧隔壁の損壊でした。
しかし、その原因はその飛行機が以前起こしていた
着陸時の尻もち事故だったのです。
その事故後、修理をしてフライトに戻ったジャンボ機ですが、
トイレのドアだったか閉まり具合が悪くなったそうです。
結局この閉まり具合の悪さは大きな問題があったからというのは
墜落したあとに分かったようで、
閉まり具合が悪いということは
何か構造的におかしなことになっていると
誰もが思わなかった(思いたくなかった?)のが
結局は多くの犠牲者が出る大事故に繋がったのです。
飛行機などの大きなものでなくても
日頃会社で使っているものが少しでもおかしな動きをするとか
何かが違うと思った時点で手を打つのが、
重大な問題発生を未然に防げる方法だと思います。