自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

運命

天気が良いということ

今日は長崎に原爆が投下された日です。

例年のごとく長崎市では原爆の日

式典が行われます。

亡くなったり、怪我をされたり

犠牲になった長崎の方々のことを思えば

言葉にもなりません。

ただ、あの日、

もし福岡県の小倉市(今の北九州市)の

天気がよく晴れ渡っていたならば、

原爆の日の式典は小倉で

行なわれていたのです。

原爆を搭載した爆撃機B29の目標は

小倉でした...

しかし、小倉上空着くと、

そこは雲が多く、

また前日の隣町である八幡空襲の煙が

舞い上がっていて、爆撃体勢がとれず

目標を長崎に変更したのです。

天気が良い悪いは、

その天気によって起きる出来事次第。

雨が降るから悪いのではいし、

晴れるから天気が良いのでもない...

人はいつ何が幸いし、

災いするのかは分からないのです。

だから今、この瞬間を

生き抜くのが人として

大切なんでしょうね。