自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

目的は何?

言われた通りやったはいいが...

とあるスーパーマーケットでの出来事。

子供が描く家族の似顔絵を募集し、

描いてくれた子供には

お菓子をプレゼントし、

描いた絵は、店内に貼り出して

みんなに掲示するという

企画がありました。

この主旨はもちろん、

子供が自分の描いた絵を公の場で

多くの人から観て貰える嬉しさ、

そして褒められた子供は自信がつく事、

そして、その結果、親も嬉しいこと、

そして、親が嬉しくなって、

この企画をしてくれた店にも

良い感情を抱き、今後も

足しげく店で買い物をしてくれる事。

これらに他なりません。

ところが...

子供達の絵は、

ほとんど人が通らない、

暗い階段の踊り場に

貼られていたのです...

恐らく客の中の0.1%くらいしか

通らない場所です...

店がやった事は、

貼り出したことではあるが、

主旨は全く理解していません。

応募した子供や親が

これを知った時の

落胆を思えば、

やらない方がましです。

しかし、

企業ではこんなちぐはぐな出来事は

日常茶飯事で、珍しくもないでしょう。

ただ、主旨を全うする企業だけが

生き残り、繁栄する企業なのは

間違いありません。