確率論
サッカーワールドカップを見て
サッカーに興味がない方は
話しがわからないかも知れませんが、
僕の感想を書いてみました。
昨夜のポーランド戦で、
後半の最後の10分くらい、
日本は自陣でただパスを回すだけで、
攻撃は一切しませんでした。
まだ、セネガルが点を取る可能性は
あったにも関わらず、
攻撃的になって、
1点を取りにいくよりも
1−0で負けても、
反則を犯さずにゲームを終り
セネガルが点を取らないという確率が
かなり高いと計算したからこそ
行なわれた戦術だったのでしょう。
結果的には予定した計算通りで、
日本は予選突破を果たせました。
これで、監督も批判を浴びることなく
帰国出来ることが大決定したのです(笑)
しかし、これは単に確率論だけだった
とは思えません。
西野監督が日頃から攻撃的な
サッカーで、「勝つぞ!」と選手達を
鼓舞して来たからこそ、
選手もそんな姿勢の監督を信頼して、
パスを回したのでしょう。
大死一番という言葉がありますが、
まさに死ぬか生きるかという戦いのとき、
どれだけ信頼出来る指揮官、
会社で言えば上司がいるかで、
戦う人たちの行動は変わってきます。
もし、選手の中に西野監督の采配に
疑問を大きく抱く人がいれば、
パス回しの最中、相手にボールを
取られたかもしれません。
(実際に1回危ない場面はあったが)
やはりスポーツでも
会社でも家族でも日頃の信頼関係が
大切なんだと、改めて思った
昨日の試合でした。