富岡八幡宮の事件に思う
神様や皇族だって殺し合っていた
先日、東京の富岡八幡宮で殺人事件が起きました。
富岡八幡宮は僕も何度か参拝し、以前やっていた
神前結婚式の仕事でもお世話になったとても素敵な神社なので
こんなことでニュースになるなんて正直とても残念でした。
その昔、天照大神(アマテラスオオミカミ)は部下の神様に命じ
国を譲る(差し出す)ように恐喝まがいのことをやり
結果、国を譲り受け(取り上げ)
そうです、神様でもその末裔の天皇や皇族だって
喧嘩や殺し合いの歴史なんです。
いや地球が出来てから殺し合いで勝った人が作った歴史の結果が
今の世の中なのですから何も殺し合いは珍しいことではないのです。
だから今の世で神様に仕える神職が殺し合うなんて
日本の長い歴史から見ると平常運転なのかもしれません。
現代において、観光地で有名な鶴岡八幡宮への参拝客は
「900年前ここで殺人事件があったからなんか縁起悪いよね」
なんて会話はしていないでしょう。
今だけを考えると「狂気じみた殺人事件」ですが
悠久の歴史のほんのひとコマとして考えると、
「歴史の積み重ねのひとつ」に過ぎないのです。
ふっとそんなことを思った今回の事件でした。