自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

原爆投下の日に祖母を思う

放射能への無知

今日は広島へ原爆が投下された日。

原爆投下後の広島市内周辺の

放射能濃度はいったい

どのくらいだったのでしょう・・・

今とは違い、

放射能の怖さなどは

知られていなく(秘密だった?)

住民の避難なども無かったようです。

そんな原爆投下から数ヶ月後、

まだ放射能濃度が高い中(多分)、

僕の祖母と母と母の弟は、

満州から広島に

引き揚げてきたのです。

そして、僕が物心ついたころ

祖母は、毎年、

ABCC(原爆傷害調査委員会)の

検査を受けていることを知りました。

一緒に検査に付き添った事もあります。

きっと原爆投下後の

放射能が人体に

及ぼす恐ろしい影響調べる

研究材料として

使われていたのでしょう。

そして・・・

祖母はガンで亡くなりました。

今も思うのは、

祖母は放射能の影響を

受けていた可能性は高い・・・

いえ、

例え受けていなくても

放射能濃度が高い中、

生活していたのは

事実だったということです。

 

原子力

人類にとって必要悪なのでしょうか・・・

原発事故があっても

放射能が漏れても、

原発を止められないのは、

いつも感じるように

やはり大きな利権が

絡むからでしょうね(汗)