自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

怒る人

怒りの向こう側

60年近く生きて来て

分かってきたことがあります。

それは怒る人は、その裏側に

悲しいものを抱えているという事です。

もちろん僕だって理不尽に怒りをぶつけられたら

何だコイツ!とは思いますよ(笑)

でも逆に僕が怒っていたときを

よく思い返してみると

怒りの原因は、自分が愛されていないとか

大切に扱われないとか、

家族の心配事があるとか、

会社の先行きが不安だとか、

必ず、悲しい出来事が同居していました。

だから相手が怒りをぶつけてきたら

「きっと悲しい事があるんだ、今は聞いてあげよう」

という気持ちになれば、

幾分かは「この野郎!」とは思わなくなるでしょう。

あくまでも「幾分か」ですからね(笑)