自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

客層

どんな客をターゲットにするのか

僕が貸衣裳業で経験したこと

金額を安くする(安売り)すればするほど

気遣いの無い客層が増えました。

売り上げが少なくなると、

どうしても目先のお金が欲しいので

安売りに走ってしまいます。

でもそれはその客層を最初から

ターゲットにしている店ならば

問題ありませんが、

もともと違う客層相手にやっていた店は問題です。

価格のみが史上最高の命題という客層は

いかに買いたたくかを考えて

業者を対等な関係とは見ません。

特に僕がやっていたレンタル衣裳であれば

顧客は価格を安くさせても受けられるサービスは

全く変わらないという意識をもっているからです。

同じ衣裳なら10万円より5万円がいい。

でも食事は買いたたくと具材が落ちるから

そこはあまり買い叩かない(笑)

こんな人ばかり来たらもうお手上げです。

今までのサービスも提供出来なくなりますから。

これは僕がパートで働いている小売業でも同じです。

安売りをし始めると、ゴミ箱の中が

汚くなります。

カートを駐車場に置きっぱなしが多くなります。

ちょっとしたことでクレームが増えます。

 

ブライダルであれ、生活密着のお店であれ、

中味は同じです。

だから自分のお店はどんなお客様に来て欲しいのか

だからどんな物をどんな価格で売るか、

付随するサービスは何にするのか、

その結果、

お店の客層をどこに絞るのかは

とても重要なことなのです。