自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

死生観

生に執着するのが人間

何故、この世があるかは

無論の事、

何故、宇宙があるかを科学的に

証明出来た人はいません。

宇宙の果てがどこにあるのか、

あれば、その向こうにも

空間があるのですから

証明のしようがないのです。

そんな何もわかっていない

宇宙において、

生きる事を最大の執着とするのが、

人間です。

仕事も、お金も、薬も、

保険も、地位も、

名声も、医者も、自己弁護も、

みんな生きる事への執着の産物です。

「俺は何も分かっていない

この世という場所で、

全く生きる事に執着しない

いつ死んでもそれは自然の摂理だ」

などと思う人がいるならば、

もはやこの世で怖いもの無しです。

ここまでの域に達するのは

正直難しいにしても

常に「今死んでも悔いなし」

そんな思いの生き方が出来れば、

どんなに楽しいでしょうか。

僕は・・・悔いだらけですが(汗)