自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

死刑制度に思う

復讐と思えばそれもありだが・・・

他人を殺したんだから

自分も殺されて当たり前。

僕もこの考えの通り、

死刑制度の存続は必要だとは思います。

ただ、実際に

死刑執行をした経験のある

刑務官の話を本で読んだりすると

合法的ではあるものの

人を殺す事に手を貸す行為に

どれほどもがき、苦しんでいるかが

わかります。

中には廃人のようになった方も

いるようですし・・・

事件に巻き込まれた遺族の心情を

考えれば、死刑制度も必要でしょう。

しかし、「殺しを実行」する

刑務官の人権というものを考えると、

犯罪抑止力とか、犯罪者の人権とか、

そんなものよりも

はるかに議論されるものだと

考えてしまいますが、

何故か、刑務官の人権は

無視され続けたままのようです。

子供を殺された、

親を殺された、

だから殺した奴は死ぬべきだ・・・

 

復讐してやりたい、

そう思うのは間違い無いのですが、

刑務官への人権的な配慮、

何かないものでしょうか・・・