自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

消費税導入日の思い出

庶民とは違う感覚

初めて日本で消費税が導入された、
平成元年4月1日、
当時の総理大臣、竹下登は、
わざわざ、この日にネクタイを
買って、その姿をマスコミに報道させ
テレビで消費税をPRしました。
あの時の違和感は、
未だに忘れません。
腐るものでもなく、
旧物品税もかかっていなかった
ネクタイであれば、
普通の経済観念ならば、増税前に
買うはずです。
もちろんこんな事は氷山の一角で、
お金持ちにお金で苦しんでいる人の
気持ちはわかりません。
基本、政治とは、国民のためと
装いつつも、
お金持ちが、より裕福になるような
政策を「密かに」実行する一面も
大いにあるでしょう。
だから、庶民が政治家に
過度な期待をするのは、
賢いとは言えないかも知れません。
期待はしないけれども
しっかり行動は監視はする(笑)
こんなスタンスが、
ストレスも少なく、
気持ちも穏やかに日本で過ごせる
コツかも知れません。
消費税10パーセントを受けて、
草葉の陰から
「ようやく10パーセントか、
次は15パーセント目指せよ!
な〜んて、竹下さんが
呟いている気がします(笑)