損して得取れ・・ない
危険な諺
「損して得取れ」なんて諺があります。
故事・ことわざ辞典で調べると
「一時的には損をしても、
将来的に大きな利益になって
返ってくるように
考えよということ。」
このような意味になっています。
果たしてそうでしょうか?
これは為政者や、
権力者、が下々のものを
「今は厳しくても将来は明るい」
という成就しない希望を抱かせる
殺し文句でもあります。
「今回だけはこの価格でお願いします。
次回からは上げますから」
そう言って仕入れ業者に対し
半強制的な言い方をして、
目先の安さで商品を手に入れ、
その後は、別業者に発注、
「上げた価格」なんかで
売れなくなったりするのは、
日常茶飯事ですから・・・。
「損して得取れ」の前に
「得が見えた損ならしろ」
かも知れません(笑)