自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

お客様のためを思ったはずが...

何が満足?

とあるスーパーマーケットで寿司を買おうとしたら

「当店の寿司はさびぬきですので、

わさびはご自由におとり下さい」

そう書いてありました。

なるほど、子供でもわさびが苦手な人でも

美味しくにぎり寿司を食べられるようにしてあるんだ、

親切なやり方かも知れない。

そう思いながらにぎり寿司を手にとり、小袋のわさびを

貰おうと、ケースの中を探せども、探せども

わさびは見つからず(汗)

結局見つけられないので、店員さんに

「わさびが無いのでお願いします」

というと、

奥に行き探しているようでしたが、

戻ってくるなりここに在庫がないので、

担当者に聞くからもう少し待ってくださいと言われ

数分待って、その店員が帰ってくるなり

担当の話しでも在庫は無いとのこと。

もちろん今の僕はこんなことでは全く怒りもしないし

憤りもしません。

その店員はとても丁寧に謝ってくれたのですが、

こんないい加減な体勢の会社で下っ端として

大切なお客様の対応をしなければいけない悲しさを考えると

僕はその店員さんがとても可哀想になりました。

僕がこの会社を経営者ならば、

わさびの在庫管理がまともに出来ないない場合、

わさびは無料なんてうたい文句は書かないでしょう。

そんなことを思うだけでも

この小さな体験の積み重ねは僕にとって大きな糧となり

将来の至宝となるはずです(笑)