自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

100年前から変わらない

戦うものではなく共存するもの

大正12年の今日、

関東大震災がありました。

だから「防災の日」なのでしょう。

もちろん僕が生まれる

はるか前のことですが、

規模は違っても今でも同じように

地震は各地で頻発しています。

中には東日本大震災のような

莫大な被害が出るときもあり、

そして、それは関東大震災の教訓なんて、

あまり生かされていなかった

気がします・・・

地震に限らず、

台風などの災害が起きたあと、

二度と被害がでないように

色んな「強度を増した」

構造物を作ります。

地震の後の巨大な堤防なども

その一つでしょう・・・

しかし、自然は、歴史的に見て

「絶対安心な人工施設」を

数多く破壊してきていますから

例え50mの高さの堤防でも

防げないかもしれません・・・

関東大震災でも倒壊した

コンクリ作りの建物の

下敷きになって亡くなった

著名人も多くいるようですし・・・

もし、藁葺の小屋にいたなら

亡くなることもなかったかも

知れません・・・

利便性を追求する裏側には、

死をともなう代償もあるという事です。

 

そもそも人が自然に勝つ

(支配する)なんて

考えることが自然に対する

冒涜とも言えるでしょう。

自然というものは、

人の力でコントロール出来る

そんな小さなものではありません。

堤防が低かった、

警報が遅かったなど、

「人災」とか言う前に、

まずは、人にはそれぞれ

今の生活レベルでの

「運命」があるという

大前提のもとに生きていれば、

何が起きても動じないでしょう。

もちろん身内が亡くなったり

傷ついたりするのは、

悲しいし、苦しい出来事です。

しかし、人はそれも含め

人として存在しているのですから・・・