自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

自然と対峙しても・・・

人は支配者なのか?

災害があるたびに

もっと的確な対策をとか、

堤防を高くしろとか、

ハザードマップを見よ!とか、

テレビのコメンテーターたちは、

言いたい放題です(笑)

昔、僕が子供のころ

水で溺れて死ぬ事を

恐れて、川にも、海にも

一切近づかなかった人が、

洗面所で顔を洗っていて

溺れ死んだという事を聞きました。

人とは、そんなものです・・・

どんなに慎重に、

注意深く生活していても

死ぬ時は死ぬのです。

戦争があっていた頃、空襲時に

逃げ遅れた人が

近くの橋の下に隠れていて助かり、

避難場所の防空壕

無事逃げ込んだ人が、

防空壕に直撃弾を受け、

焼け死んだ事もあります。

人は何が不幸をもたらし、

何が幸いなのかは、

死ぬまでわからないのです。

自然に逆らうものを

いくら作っても

災害はゼロにはなりません。

大切なのは、

自然に対抗するのではなく、

自然との共存を考えたプランを

少しでも増やすことのような

気がします。

利権構造があるから

造作物に走るのでしょうが、

自然に対し畏敬の念を忘れると

うまくいかないでしょう・・・