会社のほころびは小さな事から起きる(1)
コピーされた書類
会社で使う報告書やファクス送信表など、
よほどの大手でもない限り、社員がワードやエクセルで作成し
それを印刷して使用することが多いかと思います。
僕の会社もそうでしたし、今僕がパートで働いている会社も
同じやり方です。
この「印刷して使う」というのはあくまでも
「パソコンの原稿を出力して使う」という意味です。
しかし、意外と多くの会社が
「コピーされたものをまたコピーして使う」
という行為にすり替わっています。
これが、パソコンの原稿を出力した一枚目のものをコピーするなら
まだ問題は少ないのですが、
そんなところでとどまらないのがこのコピー問題です(笑)
結局、コピーのコピーのコピーのコピー....
となって、文字は消えかかり、社内でも客先にも見にくさを
大いに提供していきます。
しかし、めんどくさいから誰もそれを改めようとはしません。
もし、自社でこのような書類が横行していたならば、
即改めるのか、廃業するか考えた方が良いと思います。
大袈裟ではありません。
僕はこのような書類を使っていた会社の末路をいくつも見て来ました。
もちろん、たったこれだけの事には留まらず、あらゆることに
いい加減になることによって社員も疲弊し、
客先の信用も失ってしまうから危険なのです。