自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

自己破産への道(24)新居決定へ

賃貸物件の下見

不動産屋から物件をいくつか紹介したいので、

資料をポストに入れておきますと連絡が。

その物件の中の一つに、僕が思い描いていた

理想の、いやそれ以上の部屋が一つ。

あとは保証会社がYESと言ってくれるかどうか(笑)

実際に下見に行ってみると、2LDKだし、部屋も広いし、

南向きで、隣家との間には広い敷地もあるし、

何と言っても二重サッシで防音製が抜群なことには感動でした。

飛行機のルートでもないのに二重サッシを贅沢に採用している賃貸なんて

この世の中にあるのかな〜(笑)

賃貸契約

もちろん、即答で気に入ったマンションを契約。

あとは保証会社の容認待ちだけ....

翌日、不動産会社から連絡があり、

「保証は受けられませんでした」

との予想していたとは言え、ちょっとガックリ。

しかし、

「もう一社別の保証会社でチャレンジしてみます」

そう言われて、また気分が少し上向きに。

一喜一憂しないと決めても一喜一憂するからこそ人間(笑)

そして、翌日保証会社から僕に電話が。

「承認されましたので、書類の準備お願いします」

「!!!」

何と、自己破産したてのほやほやの僕を

家賃保証してくれる会社があったなんて!

一念岩をも通すなんて言葉が合うのかどうかは別にして、

僕の強い思いは通じたのでした。