自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

探し物を見つける最短コース

自分で見つけられなくても他人なら見つけられる

僕が倒産させた会社では、探し物をするときは

探す前に周囲の人全員に声をかけてくださいと言っていました。

よく一人でもくもくと探している人がいますが、

それでは時間がかかったり見つからなかったり

時間が過ぎるばかりになってしまいます。

昨日、僕のパート先でも探し物がありました。

A君というバイトの男性が、お客様からもらった

割引券が見つからないというのです。

最初は黙って一人で探していました。

そのうち周囲の人が一緒に探し始め、それでも見つかりません。

A君が探し始めてから30分以上経過していました。

そして、その後、僕が探してみたらすぐにありました。

これは僕が物探しの名人だからではありません。

探す場所は同じでも、人それぞれ細部を見る目が違うからなのです。

物をなくすのはカッコ悪いとか、いけない事とか思わないのが

物探しの第一歩のようですね。