代案無き反対
聞く耳を持つといく優しさ
僕は会社を経営していたときに
代案が無いくせに反対だけするのは
おかしいと思っていました。
それは、ダダをこねているだけだと。
しかし、自己破産してみて、物の見方や考え方が
かなり変わってきた中で、代案無き反対も
結構会社にとって大事なのではないかと思うようになりました。
社員から今困っているが自分では何の案も持ち合わせていないという
「解決出来ない困った案件」を良く聞き、理解して、
それをどういった形で実現するのかを考えるのはやはりトップの
重要な仕事ではないかと思います。
トップの決めた方針に
「それでは困ります、こんなになったら良いが
代案はありません。皆様アイディアを出して欲しいです」
こんな会話が成立すると、少しずつ、会社は改善され
「聞く耳を持ったトップ」として、だれもが意見を述べやすくなるでしょう。
多くのトップはYESマンに囲まれた「裸の王様」なのですから
これだけでも素晴らしい会社になれそうですよ(笑)