自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

ポジティブ言葉

当たり前の言葉を使う

「お疲れ様」と言ってはいけない

それは「疲れる」というネガティブな感情が出るから。

そんな誰かが言い出したことを真に受けて、

かつて経営していた僕の会社では

従業員に「お疲れ様」禁止令を出していました。

しかし、僕が自己破産し、パートとして働き始めた会社もまた、

「お疲れ様」禁止令が出ていたのです。

神様は良くしてくれたもので、

僕にその「大いなる違和感」を気づかせてくれました。

「お疲れ様」という世間一般で

相手を思いやる言葉を否定してしまい

使えないのは、とても不便を感じ、

また、「お疲れ様」以外にどんなことばが一番世間一般的に

通じる、ポジティブ言葉なのかと頭の中で変換しているうちに

何度も「お疲れ様」っていい言葉じゃないか?

と思うようになります。

何もわざわざポジティブ言葉を使わずとも

一般的な言語で、前向きに楽しく生活するのが

やはり自然なのかと思います。

本当に僕がやってきたことは

授業員に大変嫌な思いをさせたんだと

自分が従業員になって分かりました。

しかし、分かって良かった!(笑)