自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

危機管理

事故を目撃して

昨日の通勤途中、細い道を歩いていたら

車が僕を追い越していきました。

その直後、目の前の四つ角で

その車は自転車と出会い頭にぶつかったのです。

正確に言えば、車が交差点に入った瞬間、

左ドアの前あたりに自転車が突っ込んだというのが

正しいかもしれません。

車一台が通れるほどの

細い路地のような交差点ですから信号機も

止まれの標識もありません。

運転手は車から降りて、転んで動けない相手に

一言声をかけ、そして救急車を呼んでいました。

僕が倒れた人に声をかけたら

家に電話したいので、ポケットから

電話を取って欲しいと言われたので、

そのくらい話せるなら大丈夫なのかと

一安心しました。

ただ、その時車からは大音量のラジオの音が流れ、

窓は閉まっていました。

こんな細い路地を外界の音が聞こえない状態で、

交差点に入れば、

何が起きてもおかしくはありません。

もちろん自転車の方も不注意だったのは

間違い無いでしょう。

危機管理などと言いますが、

人を襲う危機はいつやって来るかは

わかりません。

でも悲しいかな失敗してしまって、

気づくのも人間...

それでも

人の振り見て我が振り直せという

格言(ことわざ?)が頭によぎったのは

危機管理に繋がることかも知れませんね。