自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

服役囚の脱走事件に思う

戦後70年経っても...

重労働を低賃金でさせるという

永遠のテーマは平成30年の今も

継続していました。

数日前、松山刑務所の造船所で

重労働していた男が脱獄し

奇しくも、70年以上前、

イギリス、アメリカ軍の捕虜を

造船所で重労働させていた場所、

向島(むかいしま)に逃走したという。

搾取するものとされるもの、

時代は変わっても

やり方は相変わらずだとういのを

再認識させた、この向島への逃走劇。

犯人は、知っているのかな?

向島があなたと同じような境遇で、

働かされていた人々がいることを。

もちろん戦争捕虜と犯罪者は違いますが、

やらされていることは同じです。

こんな角度で、この事件を見る人は

恐らく僕一人かも知れませんが、

僕の妻が働いている工場も

大してかわらない、

奴隷労働的職場なので、

他人事ではないのです(笑)

僕はアンチ安倍総理じゃないけども、

働き方改革なんて言っても、

いったい誰が恩恵をこうむるのかな?

少なくとも奴隷には関係ないでしょう。