自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

有給休暇への意識

休めない雰囲気作り

仕事が忙しいから有給休暇をとれないというのは

本当なんでしょうか?

僕は経営者として、社員の有給休暇を管理する立場だったとき

確かに休まず働いて欲しいという思いは強くありました。

少人数だったし、それなりの仕事量もあったし。

しかし、休みは「休む」という強い意志のもとにだけ

休む事が出来るのであって、「休みをとりたいな〜」

くらいでは結局休まず働いてしまうのです。

どうしたら休みがとれるのか?

簡単です。

社長が率先して、社員に有給休暇を取るように啓蒙し、

有給休暇をとる=悪 という構図を

有給休暇をとらない=悪 という構図に書き換えるのです。

「あの人有給なんてとって他の人が大変なのに嫌な人ね〜」

こんな思いを「悪」とする風潮です。

何度も言いますが、これは店長とか部長とか

中間レベルで解決出来る問題ではありません。

あくまでもトップダウンしか方法がないのです。

持っている有給休暇を有効に使う事こそ

最大の会社への貢献となるのですから。