自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

働きやすい職場

失敗は誰のせい?

始末書とか顚末書など、会社には社員が過失または故意によって起こした

失敗や事故、間違いなどにたいする懲罰的な書類があります。

ものごとの経緯を報告する顚末書はともかくとして、

始末書というものは、誰しも書きたくないものです。

しかし、「失敗したから始末書を書くのは当たり前」

のことと言えるのでしょうか?

もちろん、金品を盗んだとか、犯罪行為は別として、

はからずも失敗したとか事故を起こしてしまったというのは

その遠因は何だったかを考え、

会社としての改善をする必要があることなのです。

長時間労働で疲れていなかったか?

紛らわしい割引券が多くの種類存在していなかったか?

タオルが燃え火災になったが、タオルは必要なのか?

そもそも失敗した仕事は必要だったのか?

などなど。

通常、失敗の原因を失敗した本人に求めますが、

会社であれば、「失敗がゼロになる環境作り」

というものこそ始末書よりも優先順位は高いと思います。

そうすることによって同じ問題や失敗は減り、

結局は社員の気持ちも楽になり、長く勤めたい会社になれるのです。