自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

耐えるのに慣れる

疑似奴隷化

会社って利益を生むのが存在意義ですよね。

人を育てるとか社員への愛情とか

やりがいのる仕事とか、

待遇改善とか福利厚生の充実とか、

美しい言葉は星の数ほどあります。

しかし、

多くの中小企業ではそんな言葉とは

かなり違うかも知れません。

例えば、

3人でやっていた仕事で、一人辞めた。

この場合、

また一人雇うのかと言えば、

そうではなく、

3人でやっていた仕事を

2人でやりこなせないかを考える経営者は

意外といると思います。

そして、仕事が滞り、

残業も膨大な時間になり、

どうにもならなくなって、

また一人雇う気になるのです。

その間の2人の疲弊はかなりのものになります。

そうするとその2人も転職を考えますが、

スキルが高い仕事を出来る能力が無い限り

今以上の転職先はありませんから

あきらめて在籍したままになります。

こんな感じで、

「大変だけどここにいるしかない」

という気持ちで働いている人は多いのです。