自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

福利厚生

小さな時から

小さい会社だから福利厚生は
行き届かなくても仕方ない。
会社が儲かって大きくなったら
福利厚生を充実させていこう。
こんな考えで会社をやっていた僕は
倒産するまでの26年間、
充実した福利厚生を
社員に享受してもらう事は
出来ませんでした。
僕自身の経験から導き出したのは、
福利厚生は、社員が自分一人の時から
日々充実させて、
最初の一人を雇い入れる時には、
入社した人が、こんなにしてもらって
本当にいいの?
と思うくらいの福利厚生にしておくのが、
繁栄できる会社だということです。
給料以外のものが、他社よりも
抜きん出ていれば、
欲しいと思う人材は集まります。
その意味でも、会社が産声を上げた時から
コツコツと福利厚生の充実
を図りたいものです。