自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

企業の社会貢献とは?

CSR

Wikipediaを抜粋要約すると

「企業の社会的責任

corporate social responsibility、略称:CSR

とは、企業が倫理的観点から

事業活動を通じて、自主的に

社会に貢献する責任のことである。」

 

このように書いてあり、

今、社会貢献を謳って、

実行している企業はかなりの数になっています。

売り上げの1%を寄付するとか、

その結果この一年で1億円を

○○財団に渡すことが出来たとか、

そんなものをよく目にします。

僕はこの活動(CSR)を否定はしません。

人として大切なことだと思いますし、

地震や水害で大変な方への

支援も寄付も大賛成です。

ただ、諸手を上げて肯定も出来ません。

それは何故か?

立派な御託をならべ、

我が社はこんなに社会貢献していますよ!

こんなに世の中に役に立つ会社ですよ!

そう発信しているその陰で、

会社内の人の中に、

どれだけの苦しい思いで働いていて、

生活が苦しい人がいるのかという事です。

もちろん、表も裏も素晴らしい企業は、

少しはあるでしょう。

しかし、従業員の残業はゼロでも

生活は完璧に大丈夫で、

全員を正社員としている企業が

どのくらいあるのでしょう。

その妻が、夫が、子供がお金に

一切困っていないのでしょうか?

大学行くのに奨学金で借金まみれになんか

絶対になっていないのでしょうか?

もちろんパートとして

扶養範囲で働きたい人は別です。

派遣、契約社員、業務委託、

どうなんでしょうか?

みんな派遣が嬉しのか?

社員よりも契約社員がいいのか?

僕はやはりまずは、身内、

その会社で働く人が、

最大限に喜びを享受出来ているかが、

企業の一番評価すべきところだと思います。

それが出来てはじめて

社会貢献をすれば良いのではないかと...