自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

ネガティブ=ポジティブ

戦時中も今も同じかも

僕は戦後14年経ってからの生まれで、

戦争中のことはリアル体験していません。

ただ、何であの戦争が起き、

何で負けたのかには小さなころから

興味がありました。

負けた原因の一つは「精神主義」。

敢闘精神があれば竹槍でB29を落とせる

など極端な「ポジティブ思考」です。

現代のF1レースでも、

勝敗の原因は、

マシン(車)7割、

技量(人)3割と言われるほど、

精神や技術よりも

科学的な有能さが大切なのです。

ポジティブな言葉しか使わない、

ポジティブな行動しかしないなど

ポジティブは善、

ネガティブは悪のような風潮もありますが、

まずは、ネガティブになる要素を改善し、

その上で、ポジティブに生きるのが

いいでしょう。

会社の上司がパワハラばかりするのに

「あの人は僕を成長させる為に

あんなに言っているんだ!」

なんてポジティブに考えず、

「あ〜あいつパワハラしやがって!

こんな会社やめたいな〜」

とネガティブな思いをはっきり意識し、

その上で、

会社に改善を求め、

それでも改善されないならば、

公的な機関に相談し、

まずはパワハラを止めさせる事。

ポジティブばかりだと

会社の膿は大きくなって

いつかは会社が、

死ぬ(倒産)かも知れません。