自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

自己破産への道(3)

奇跡その3

店の業務用エアコンが壊れて、暑くなる6月までには

新品に取り替えなければならなかったが、100万円以上もかかり

その資金は全くあてがなく、困り果てていたら奇跡その2で書いた

家主都合で退居という話しになり、5月末に退居し、100万円以上の

エアコン代は不要になりました。

従業員にも退居するからエアコンを買わないという大義名分も出来、

本当に助かりました。

 

奇跡その4

経費を削減するため、店の隣に社員の休息室として借りていた毎月家賃7万円の

ワンルームを解約しようと思ったが、どういうわけか思いとどまったのです。

その直後、店を退居することになり、

このワンルームで仮店舗として営業が出来ました。

店退居の時点で、新たな店舗を借りる資金も信用も無かったので、

もし、このワンルームを解約していたらどこへも引っ越しが出来ず、

受けていた仕事も施行は不可能で、この時点で僕は確実に行き詰まっていたでしょう。

 

とにかく思いは通じるというのか、僕が「こうなったら助かるな〜」

という出来事の積み重ねで、紙一重というよりも細〜い糸一本でつながった

未来への道が拓けてきたのです。

 

この後もまだまだ奇跡は続きます...