自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

事務所はどこにする

 家賃はゼロが一番

人を雇って大きな会社を経営出来る

一部の起業家以外は、

事務所にかける費用は限りなく

ゼロにした方がいいと思います。

6ヶ月分の家賃を払って解約しないといけない

法人の賃貸契約などは大きな会社に任せ(笑)

個人起業家は、自宅やそれに準じた

ランニングコストがかからないところで

スタートするだけでなく、

大きく利益が出ても、他の方面に投資するとかして

広い事務所に移るとかはしないのが良いと思います。

人を雇えば事務所が必要と思わず、

全て外注か、自宅勤務など

従業員にかかる給与以外のお金を限りなくゼロにして、

いつでも身軽に動けるようにしておくのです。

今なら事務所が無くてもパソコン一つ持ち歩けば

世界中どこでも仕事ができるのですから

固定したものにお金を使うのは極力避けるのが正解でしょう。

倉庫を借りて在庫をおくのではなく

支払いは先に済ませて取引先の倉庫の一角で

保管してもらうのも一つの手です。

僕の失敗は、いくつもの賃貸物件を借りて、

その全てに光熱費、電話代、エアコンの修理代などが

必要になり、他の設備投資や従業員にお金が使えなくなったことです。

もちろん、僕だけにあてはまる素人的な失敗かも知れませんが、

「固定」されたものがあればあるほど、

会社の仕事も固定され、変化を嫌うようになりますから

やはり会社をやるときは身動きがとりやすい

体勢にしておくのがよいと考えています。