自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

パワハラ調査

パワハラと思わない輩たち

先日パート先でパワハラ実態調査なるアンケートが実施されました。

質問用紙に書き込み、無記名で提出するというもの。

僕がパートで勤め始めたころの上司は

パワハラを絵に描いたような人で、

人がたまたま間違った言い方をしただけでも

「この野郎、嘘つくんじゃない!」とか

常に人を愚弄する言葉ばかり使う人でした。

普通なら、この野郎とか思うのでしょうが、

正直僕は「これは禊」なんだと思っていました。

そうです、僕も社長だったころ社員に対して

厳しい言葉や愚弄するような言動をしていたからです。

使われる立場になって初めて気づくことは多いもので、

上司から屈辱的な言い方をされても

言い返すことは出来ないし、言い返すときは

退職する時しかないということです。

多くの社員は、パワハラを受けまくっても

黙って仕事をしているのです。

黙っているから罵詈雑言を言ってもいいのではないのです。

だからこそ、会社の経営者が社員に対して直接的に

パワハラにあたる言動は厳禁という姿勢を日々教育指導しないと

このパワハラはなくなりません。

二等兵になると本当に多くを学べてありがたい限りですね。

ちなみにそのパワハラ上司は僕が入社して3ヶ月で

別の支店に飛ばされました。

原因は、女性社員への言動に問題があり女性社員が怒り、

会社の支店長に「この人とは一緒に仕事出来ません!」と

ぶちまけたからです(笑)