自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

ダメージコントロール

失敗したら大変?

人は失敗して当たり前。

とはいいながら、会社には失敗したら始末書だとか

何かにつけてペナルティがあります。

もちろんこれは否定はしません。

しかし、それだけでは次なる失敗の原因にもなるし

何よりも働く人に重圧感を与えてしまいます。

だから結局、失敗を隠してしまい、それが発覚した時には

取り返しがつかない大きな傷口になります。

もちろん僕も経営者だったころは同じ考えでした。

しかし、僕は二等兵になってわかりました。

雇われたものが自己保身をしたくなる気持ちが(笑)

自己保身は決して良くはありませんが、

その前に、自己保身をしたくなる気持ちはどうして起きるかということです。

それは、間違い無く、会社が「失敗するな」「しっかり覚えておけ!」

という教育をしているからです。

だから自己保身をしなくても良い教育をし、

いわばダメージコントロールが出来る社員に育てることです。

失敗しても大丈夫。

そもそも失敗するのが前提だという考え方です。

こんな失敗したら、こんな風にリカバリーしてくださいとか

こんな代替案もあるし、大丈夫安心して仕事してとか。

要は、何事も「失敗は起きる」という前提が大切だと考えます。