自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

専門外の仕事を兼用させる弊害

作業者に営業をさせる無意味

会社も売り上げが厳しくなると

何でもやろうとします。

僕も例外にもれず(笑)

今考えたらおかしなことをやっていたな〜っと思います。

そんなおかしなことのトップにくるのが、

「全員営業」で「売り上げアップ」

なんてスローガンのもと

本来ならば営業とは全く関係ない部署の人間にも

営業的な仕事を課すことです。

そして営業部署じゃないから入社した人で、

自分の仕事を全うするのに全力を挙げているにも関わらず、

営業をさせてしまうとどうなるか?

本来の仕事でミスは連発するし、

営業の仕事は当然素人なのでうまくいかず、

最悪の場合、退職することもあります。

経営者になると売り上げることしか頭に無くなってしまう場合も多く、

そんな気持ちは痛いほどわかりますが、

やはり、こんな「全員営業」というのは

最初から「全員営業」している会社のみがうまくいくものでしょう。

餅屋は餅屋、やはり野に置けれんげ草(笑)ですよ。