ライバルは誰?
同業他社が気になる
僕が会社を倒産させてしまった要因は
いくつもありますが、
一番大きな要因は、
同業他社が気になる会社に
成り下がってしまったことです。
顧客にとって唯一無二の存在に近かったころは
同業他社自体がいなく、
従って気になることもありませんでした。
そのころは、「顧客を見て」仕事していたのです。
ところが、同じような形態の店が増えて来て、
僕は「顧客よりも同業他社を見て」仕事していました。
自分に自信がないから、
自分が顧客にとって最高の仕事をしていないから
仕事を取られてしまう同業他社ばかりに
目が行ってしまったのです。
売れていた時、「ライバルはいない」という慢心が、
全てを悪い方向に導いてしまいました。
売れているときこそ、
ライバルはいないのではなく
昨日の自分であり1秒前の自分であり
過去の自分なのです。
だから日々進化しないといけない!
そう思ってやっていけば、
同業他社が出て来た時には
既に次のステージに上がっているので、
同業他社は気にならず、
しっかり顧客を見て仕事ができるのです。