自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

教えたはず

教育とは?

仕事を間違えたスタッフに

「俺、ちゃんと教えたよね?」

ときつい言葉を投げかける上司がいます。

この時点で、

上司は自分の給料を全額返上するくらいの

悪事を犯しています(笑)

「教えた」「教えたはず」

「覚えた」「覚えて実戦出来る」

全く違います。

新しく入った人が、

「覚えた」「覚えて出来る」

になることしか

「教えた」にはならないのです。

本人にやる気がないから

覚えないんだと言っていては、

やる気がない従業員を雇ったのは

自分であり、あなたが働いている「長」なのですから

ここは選んだ責任を持って、

しっかりと

「覚えた」「覚えて出来る」

にしていくのが上司の「仕事」なのです。

本人のやる気を口にした時点で、

教える側としての仕事は

放棄していると言っていいでしょう。

やれる事はいくらでもあります。

社員教育は、

「覚えていただく」という

お客様にご案内する気持ちを持って

部下と接することが大切ですね。