自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

現場主義

天に昇る

会社が小さな時は現場にまみれていても

会社の規模が大きくなるにつれ

全く現場に足を運ばなくなる経営者がいます。

そしていつの間にか周囲には

イエスマンだけが取り巻くようになり

現場の悲痛な叫びは、

経営者には全く届かなくなるのです。

しかしこれは一瞬のうちに変化が起きるのではなく、

長い歳月をかけ、少しづつ、

ほんの少しづつ変わっていき、

社長は現場から疎遠になっていきます。

確かに大きな会社になれば

社長が全ての現場に足を運んだリ、

従業員の悩みを聞いたりするのは

難しいでしょう。

ただ、少なくとも、現場を見なければ、

最前線に立ち、最前線で頑張っている社員の

本当の気持ちは理解出来ないし、

イエスマンから上がってくる問題に対し、

どんな新たな仕組みを作っても

それは機能することはないのです。

社長は常に現場を肌で感じること。

そうしなかった大企業は

たくさん潰れていますから...