自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

先人の失敗という表現

終戦の日に思う

あの過ちを繰り返すな・・・

先人の失敗から学べ・・・

そんな言葉が多くなる

終戦記念日

果たして、人間は失敗から

学べるのでしょうか?

学べたならば、

今この世の中に

事件も事故も皆無なはずです。

戦争をした先人から学べとは、

先人を冒涜した言い方かも

知れません。

後知恵のついた今の人が

先人の愚を語るなかれと思います。

先人たちは必死で、

「その時にベスト、ベターな選択」

をしただけなのです。

翻って、今の政治家含め

僕たちが全員、昭和16年11月の

状況だったら

いったいどんな「善策」を施したと

いうのでしょうか。

発明家のエジソン

こう言ったそうです。

「人は私の事を1000回も

失敗したというが

私は1000回うまく行かない方法

を見つける実験に成功したのだ」と。

この言い方は、人という

永遠に未完成な生き物が

過去の人達に使える

一番優しい言葉でもあると思います。

人は常に「うまく行かない実験」

をしているのです・・・

今の「人類」が

過去の「人類」を評価出来るとは

到底思えませんから。