自己破産者のひとり言

自己破産と言うと暗く、後ろ向きで、カッコ悪く、ネガティブな印象しかありませんが、人生を生き抜く上ではとても助けられる制度であります。僕が自己破産を経験したからこそたどり着いた生き方や他者との関わり方、日々の暮らしなどを綴っています。

間違いは似て非なる物の存在

間違い探しは時間と経費のムダ

僕が経営していた会社での失敗談。

ウェディングドレスをレンタルする仕事を

やっていました。

このウェディングドレスのスカートを

膨らませるものを

「パニエ」といいますが、

このパニエで大失敗しました。

それは品番に似て非なる物があったからです。

P−501短い

P−501

こんな感じです。

大失敗というのはP−501短いを

準備しなければいけなかったのに

伝票には間違って

P−501だけを記入し

それを見て準備したので、

「短い」でなく長い方を準備して、

スカートから下のほうにはみ出てしまい

収拾がつかなかったというものです。

そして僕が知っている会社でも

「商品券1000円」

「商品券500円」

「お買い物券500円」

「社内お買い物券500円」

こんな名前がついていて、

年間、かなり間違った入力がなされ

都度訂正し、トータル訂正時間は

恐らく数十時間にもなっています。

やはり、番号や名前は

見ただけで全く違うものにすることが、

従業員もお客様も会社もみんな

三方良しとなるのです。